【ジノザキ】30DaysOTPChallenge詰め
コメディ。大人げない変態王子&躾のなってない反抗的な飼い犬のがっつり出来てるジノザキを30日CPチャレンジで短文練習。「いっそオール会話文で」と目指してたんですけどところどころ挫折orz
ゴキブリネタ・性転換・女装もありますんで苦手な方はご注意ください。(●印がゴキネタ)
2. Cuddling somewhere/どこかから抱きしめる
「ねぇザッキー」
「なんスか?モジモジして」
「あのね?ザッキー……ちょっとさ」
「ちょっと何スか?」
「たまにはボクに抱きついたりしてみてもいいんだよ?」
「嫌ですよ気持ちワリィ」
「わお」
「あのさ?」
「はい?」
「キミ、基本的に“気持ち悪い”しか言わないよね、このボクに向かって」
「あんた、基本的に気持ちワリィことしか言いませんからね、俺に向かって」
「……」
「……んだよ」
「なんでもない」
「あ、そっスか」
「わけでもない」
「どっちッスかッ!」
「あのさ」
「はぁ、何でしょう」
「さすがにそのパターンばっかり繰り返されてるとさ、どうかと思い始めてきてんだよね」
「やっと脳に届き始めましたか、おめでとうございます。ちょっとは考えてくれるようになったンスね」
「ありがとう」
「そこ、ありがとうなんだ」
「いくらそういうイチャつき方が好きだからって最愛の恋人に対していっつもそういうのはさ……度が過ぎるとねぇ?冗談も冗談にならなくなっていくケースもあるっていうかー、いや、ボクは平気だけど、っていうかでも飽きてきちゃ」
「平気じゃなくていいですよ、是非ご存分に」
「なんで?」
「わかりませんか」
「わからないね」
「でしょうね、だからなんでそうなのかっていう答えが“本気で嫌だから”にたどり着けないんでしょうね」
「え、それマジで?」
「マジです。マジ100%」
「嘘」
「だから嘘じゃねぇって」
「……」
「……」
「ちょっと待ってよ、何?それってどういうこと?」
「なんスかその顔は。すっげー不細工ですよ?今。脳に届いたんじゃなかったンスか?俺、あんたのそういうベタついたとこ、苦手なんです」
「ふざけないで真面目に答えてよ」
「ふざけてませんけど」
「今、キミさ、すっごく失礼なこと言ったよ?わかってる?」
「そうッスか?」
「今までのことも、嘘でも冗談でもボケでも何でもなく全部本気の本音で言ってた上に今よりにも寄ってこのボクに不細工だって言ったんだよ?」
「そこかよ」
「ありえないでしょ」
「ありえますよ」
「許されないことだよボクを不細工呼ばわりするなんて」
「許されないってあんた何様だ」
「そりゃ、お」
「王子様だって流れはもう飽きました」
「ボクもだよ」
「あんたもかよ」
「ねぇ、なんかさ。ちょっと疑問感じてきちゃった」
「疑問?」
「ボクって一体キミのなんなの?」
「何って……別に、その、なんでもないですよ、今更何言ってンですかあんた」
「そうなの?」
「そうですよ」
「そっか」
「え?王子?」
「ん?」
「そんだけ?」
「何が?」
「いや、あの……怒らないんですか?」
「何を?」
「何をって……」
「……もういいってことが?」
「え?もういいって……王子?それってどういう」
「ボクとキミはなんでもないってことでしょ?それが、あ、そっかってだけだよ。じゃあ、もういっかな?って。そんだけ」
「ちょっと待ってくださいよ」
「何が?」
「本気で?」
「……なんか問題でも?」
「あ、いや……」
「今だよ?」
「え?」
「今」
「何が」
「抱き付くタイミング」
「はぁ?」
「あれ?そういうシチュで遊んでたわけじゃなかったんだ?でもたまにはこういう感じも新鮮で楽しいね?ザッキー?キミも面白かったろ?じゃあ、はい」
「じゃあって」
「だからさ、まあなんでもいいからとりあえずおいで?ザッキー」
「だぁあああああ!うっぜぇえええええ、っておい!!今どこ握ろうとしたんだよあんた!」
「いや、キミがこないならボクが抱き付いちゃえばいいのかなーって」
「それ握んのは抱き付くって言わねぇンだよ!」
「キミ自身をボクの手が包み込むわけだから大差ないさ」
「ッんなわけねぇだろ!このド変態がぁあああ」
