お花結び

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【ジノザキ】30DaysOTPChallenge詰め

コメディ。大人げない変態王子&躾のなってない反抗的な飼い犬のがっつり出来てるジノザキを30日CPチャレンジで短文練習。「いっそオール会話文で」と目指してたんですけどところどころ挫折orz
ゴキブリネタ・性転換・女装もありますんで苦手な方はご注意ください。(●印がゴキネタ)

        ジノザキ

3. Gaming/watching a movie/ゲームする/映画を見る

「王子、王子、UFOキャッチャーが!」
「ああ、あるね」
「ちょっとやってみませんか?」
「何を?」
「何をってUFOキャッチャーを」
「なんで?」
「なんでって……ほら、中にある景品を釣りみたいに」
「釣りみたいに?」
「なんかこう、ほら、そういうのって楽しくないですか?」
「それの何が楽しいの?」
「なんでって……」
「あのチョコ食べたいんだったらあんなのよりよっぽど美味しいの売ってる店知ってるし。大体あんな馬鹿でかいの食べ切れないじゃない」
「いや、そういうことじゃないんですよ。ほら、あっちのほうにあるあのフィギュアなんて限定ものらしいッスよ?めっちゃ人気でなかなか手に入らないんだってネットでも評判だってこの前」
「へー、キミはあそこにあるアイドルの限定レプリカが欲しいの?」
「だって、あんな凄いフィギュアなかなかないッスよ?本物とはまた違ったリアルっつか、あの魅力はまた独特の」
「そっか、キミはいくらかかるか分かんないくらいお金払ってアレを釣り上げて?満面の笑みでそれを部屋に飾るの?やっぱケースに入れて一列に並べて舐めまわすように鑑賞するの?」
「え?あれ?(王子なんか機嫌悪い?)いや、別にあの」
「もう少し胸元はだけてるといいな、下から覗いたらパンツ見えないかなとか思いながら?」
「(なんか変だ。変態だとか思われちゃったのかな?ああ、やめときゃよかった)……い……いいです王子、もう行きましょう?」
「可愛いな、コレ、持ってる人少ないんだよな、レアなんだよな、これは俺だけのなんだよな、嬉しいなって?あきれるね、ホント、あきれる他ないね。信じられない」
「わかりました、わかりましたから。もう言いませんから。あんたがこの手の趣味にそんな無理解だったとは、まあわからないでもないけどそれほどとは知らなくって俺つい、って全然俺の話聞いてねぇ、王子!一体どこ行くつもり……」

 ジーノはスタスタとUFOキャッチャーの前までやってきて、ジッとフィギュアを見つめていた。

「酷いよザッキー。ボクがキミが五輪代表になって発売されたこの手の限定グッズをコンプするのに一体どれだけお金つぎ込む羽目になったのか知ってんの?ほっんと、全!然!楽しくなかったよ!?すっごい奥の方にあるヤツとか交渉してちょっと取れやすくしてもらうのにそれこそ色んな店員さんに御馳走してあげたりプレゼントも沢山」
「は?」
「ご当地ものの限定タイプはまあキミ東京出身だったとはいえ置いてある店も数件だったし、掴む系とか押し込む系とかちょっとずつバランス崩す系とか攻略も装置によって全然違うし、ホント、すっ……ごく大変で、お金も時間も、ホント、すっ……ごく酷い目にあったんだよ?」
「なんの話……」
「なのにキミときたらあんなチンケな子にそんな軽率で軽薄な気持ちで!ちょっと目についたからって気軽に色目なんか使っちゃって!ボクの真摯さとは大違い!そんな甘いもんじゃないんだよ!UFOキャッチャーは!」
「はぁ?」
「遊びじゃないの!本気でもウソ気でも、キミがそんな姿勢でUFOキャッチャーに挑むなんてボク絶対に許さないからね!!!」
「遊びじゃないって、コイツ一体何言ッテンダ」

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