お花結び

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飼い犬と飼い主 7.5沢山遊ぼう

ジーノがザッキーを使ってねっちりどっぷりR-18的に遊んでいるお話の詰め合わせ。7と8の間の7.5的な位置づけのスピンアウトになります。泣ザキが苦手な人はまるっと読み飛ばし出来るように、お好きな人はそこだけ読んでも大丈夫なようにと分離してみました。単品のつもりで読んでもそこそこ平気なはず?悪いジーノと泣ザキがいますので興味ない方は読み飛ばし推奨。

沢山遊ぼう~楽しいね2

 二人きりになると王子は、今日も沢山遊ぼうね、と笑う。

 最近では優しいセックスが終わった後、彼は後始末だとか後戯だとか称して執拗に俺の体を弄ぶようになってきていた。勿論これは後戯であって前戯であり、こうやってこの後ずっと俺はもう何時間も際限もなく彼におもちゃにされ続けることになるのだ。

「体が強張っているね。ボクとのこの遊び、苦手かい?ねぇ。返事してよ。」
「んゃ!はぁ…」
「ほら、焦らないで?我慢して?ほら、力抜いて。そんなに締め付けられちゃったらボク指痛いよ。」
「ん、あぁ…」
「そうそう」
「ん、うぁ、王子…もう、や…こんなの…」
「いい加減もう少し触られることに慣れないと。わかるでしょ?」
「嫌…あぁ、あ、あ?!」
「こらこら、なに?どうしたの?興奮しちゃった?」
「やめ!…そこ…ふざっ!ん、あぁ…」
「なにを?やめろって…こういうの?」
「ひぁ!!んぁあ!」
「あーあ、もうかわいいなぁ、また泣いちゃってる。そんな感じちゃ駄目じゃない、我慢だよ?フフフ」
「あぁ!だまッ…くッ!」
「最近は痛くて泣いてるんじゃないよね?キミってノンケなんでしょう?どうして?苦しいのにそんなに気持ちいいの?ここに指入れられるの。」

「後ろ触られるだけでも、もうこんなに前が熱くなっちゃって。さっきイッたとこなのに。これ、単なる後始末だし後戯だよ?」
「どこが!…王子、いつまで…これ、いつッ!…やめろ…あぁ!もう、やめ」
「ね、こういうの好きでしょう?すっごく悪いことだって思っているよね?こんなの覚えちゃいけないこと。でも大好きなんでしょ?仕込み甲斐があるよ。」
「ッ!」

 王子の指が俺の中を蠢いている。嬲るような言葉遣いなのに、中に入れられた指も、体を這う反対の手も、俺の体を味わっている彼の舌先もとてもとても優しい。もうなんにも考えることも出来ないくらいなのに、彼の音楽のような響きを持つ声は、俺の官能の中枢を直撃し続ける。

「声、聞かせて?もっとキミの甘い声。ねぇ、聞いてる?一杯一杯、かわいがってあげるからね?いけないこともっと沢山してあげる。だから、もっとだよ?ザッキー」
「ン…いや!あ、んぁ…!」
「もっとキミを頂戴よ、まだまだだよ?足りないんだ、ザッキー、ねぇ、もっとだよ?」
「やぁ、あぅ!ん、あぁ…!王子!」

 彼の愛撫は本当に手慣れていて。もうイッてしまいそうなくらいのテンションなのに、ギリギリのところで上手にコントロールされて中々射精させてくれない。拷問の様なきつめの快楽が深くて甘くてとても苦しい。鼓動が高鳴り、呼吸が乱れ。行為が終わった後に文句を言うと、彼はシレッと、心肺能力が上がっていいよね、なんて言う。でも、そんな意地悪な彼の手は本当に優しくて。どんなに苦しくても気持ちがいいことは本当に確かで。俺の状態を本当になにからなにまで把握している彼は、こうやって事ある毎に俺のひそやかな願望に応えていきながら自由自在に俺を操っていく。

「王子…はぁ、あぅ!王子!もう…おね…が…」
「なぁに?言うんだよ?ザッキー、もう、なに?聞かせて?ねぇ」

返事のかわりに彼に教えられたとおりのキスを返したら、

「そう?お休みはおしまいかい?」

 王子は正視できないほど美しくて官能的な笑みを浮かべ、満足そうに俺に言う。彼にねだって俺がもらうのか、俺が差し出して彼にあげるのか、そんなどっちつかずなあの行為が俺の言葉をキッカケにして今から始まる。彼はいつもそうやって次々に俺の欲求を引き出し、溢れる快楽を生み出してはその全部を平らげていってしまうのだ。これはいけないことだと彼は言う。確かにそうだと俺も思う。こんなものを覚えさせられてしまっては、どんな人間も彼の虜だ。ああ、やっとまた彼が俺の中にやってくる。また二人、離れられないくらいに混ざり合う。

「あぁ…王子、ぁあ」
「ンッ…ほら、ちゃんと力抜いて?大丈夫だよ、一杯遊んであげるから。」

 あの日から何度も繰り返される、この行為。苦しくて気持ちがよくて。そんな中毒になるような、天使で悪魔な彼の存在そのものの…。

「そう、いい子だね。キミは本当に物覚えがよくって、教え甲斐があるよ。」

 彼を受け入れ、二人で再び波に飲まれた小舟のように揺れる。めざすは船酔いのような酩酊のようなセンシュアルなあの世界。もうあれから何度過ごしたかわからない、眠りを忘れた二人の夜。