お花結び

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文学妄想お題ったー詰め 3

【10452文字】
文学妄想お題ったーで一日一ジノザキ。2015年6月の13本分。

【お題】北原白秋「酒の黴」

あなたは北原白秋作「酒の黴」より 「その酒の、その色の、にほひの 口あたりのつよさよ。おのがつくるかなしみに 囚られて泣くや、わかうど。」でジノザキの妄想をしてください

<SS>

 夢を叶えるのに涙は無用。なのにあまりにもとどまるを知らず。たかが今一瞬の惜別の色香は、そうして深くボクの心に刻み付けられた。誰かに酔うを知らないボクを、こんなキス一つで深酔いさせる、そんな今のキミが嫌いだ。
「泣かないでザッキー」
 そんなに身も世もない程に心崩して、あまりにもらしくないキミの悲しみ。
「お願い」
 涙はきっと暴力と思う。あんまり乱暴にしないでほしい。ほら、ボクの悲しみの蓋が開いてしまうよ。ボクの心をも崩さないで。


今日もまたジーノが番犬の事好き過ぎる

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